お知らせお知らせ

憧れの高校生活がスタート ―第18回入学式―

[お知らせ] 2023/04/06

4月6日(木)、第18回の入学式を行いました。
春色一色の中、真新しい制服に身を包んだ新入生が、少し緊張した面持ちで啓陽高校の門をくぐりました。暖冬であったため、壇上に飾る菜の花の入手には、少々難儀しましたが、地元の竹内様のご厚意により例年どおりの飾り付けができました。感染状況に一定の落ち着きもあって、4年振りに新入生出身中学校の校長先生方にもご臨席もいただきました。厳粛の中にも心温まる式となり、クラス担任の呼名に元気に応じる新入生の声が印象に残りました。
 
〈理事長式辞から〉
入学許可のあった皆さんは、ただ今を以って正式に浜松啓陽高等学校の1年生となった。新入生を迎え、令和5年度が力強くスタートした。入学式を迎える度に、今から17年前、本校の開校に当たり、当時の県知事にお会いした時のことを思い出す。「県としては21年振りに新設し、全日制高校としては県で最後の開校となるであろう私立高校だ。皆が注目し、期待している。よい学校にしてください。」そう言って共に喜び、励ましてくださった。
   「よい学校」とは、在校生や卒業生が、心から愛着と誇りを持てる学校だ。また、地域の信頼を得て学ぶ人が心豊かに育ち、地元に貢献できる学校だ。それは、生徒と教員が、共に作り上げていく掛け替えのないものだ。互いの縁を大切にして頑張ろう。
 
〈校長、お祝いの言葉から〉
下ろしたての制服に袖を通した皆は、高校3年という未来時間を纏っている。制服の着心地はどうか。未知の感染症に翻弄される毎日を強いられて来た。どれほど我慢が多かったことか。本校を巣立った卒業生は、コロナ禍の中でも将来を見据えて学び、制約の中でこそ大切なコミュニケーションを取りながら、青春時代と呼ぶに相応しい高校生活を送ってきた。皆も同じだったに違いない。困難な中での経験こそ、高校生活を価値あるものにする力となる。初めて履いた通学靴の感触はどうか。小、中、高と3度目となる入学の手応えを大切にしよう。
「学校は、どんな役割を果たしているか。」と尋ねられたら、どんな答えを用意できるか。知識や体験のカケラ一つでも、何かしらの我慢をしながら勉強を続けていると、何時かそれが「自分にもわかった。できた。」という手応えになる。自信にもなる。やがて物事を見る「広さ」や「深さ」、また決断する「強さ」を備えた「知恵」になる。その「知恵」で自分の身の回りの出来事を正しく整理し、考えられる大人になろう。
その「知恵」を獲得できる、未来時間は3年。学校は、責任をもってそのサポートしていく。一人ひとりがキラリと輝ける「体験」を重ねよ。清新な感動で満ち満ちたものとなれ。
 
〈新入生代表、村松さん(清竜中出身)の言葉から〉
   志を同じくしてここに集った皆と入学式を迎えられて嬉しい。新型コロナウイルスとの戦いが新しい局面になり、啓陽高校での生活を始められる期待で胸がいっぱいだ。
   数ある選択肢の中から、商業系、そしてこの高校を選んだ。3年後、卒業時、「あの選択は正しかった」と思えるように、また、社会人になった未来の自分のために、ここでしかできない学びをしていきたい。学校行事や部活動も全力で取り組み、色々な経験をしていきたい。
 
 式後、クラス開きのホームルームがありました。
心地よい緊張感の中、背筋を伸ばした新入生の姿から、新しい学校生活への意気込みが窺えました。
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