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勉強する意味は? ―1学期始業式・新任式―

[お知らせ] 2023/04/05

4月5日(水)、令和5年度、1学期の始業式を行いました。心配されたコロナ感染に一定の落ち着きが見られるようになったため、体育館に一同が会して、マスク着用で行いました。
始業式では、青嶋校長から式辞がありました。野球のWBC、将棋の藤井聡太六冠、また、映画「男はつらいよ」中の、「寅さん」と甥の「光男」の会話を枕にしたものでした。
〈校長式辞から〉
大谷翔平さん出身の花巻東高校では、「目標達成シート」を活用している。高1年の大谷君が立てた目標は、「8球団からのドラフト1位指名」。その達成には、「人間性」を挙げ、「礼儀」が大事だと考えていると話した。期待どおり日本は世界一になり、日本中が「感動」の渦に巻き込まれた。近い世代に将棋の藤井聡太さんがいる。今日は名人戦。7冠に挑戦だ。その藤井さんも、将棋の基本、詰め将棋、対局。そして実力以上に「礼儀」を大切にしていたという。塾の先生が、その礼儀正しさを語っている。
啓陽高校は、ビジネスの心構えを学ぶ学校だ。その基本となる挨拶、身だしなみ、礼儀の大切さをきちんと学ばせてほしいと、先生方にお願いした。皆も心掛けていこう。
人は、一生の間に、幾つもの「出発」を経験する。入学、就職、結婚、引っ越し、転勤…。失敗、挫折、後悔の思いに駆られた「暗い出発」もあれば、満足感、達成感、夢、希望いっぱいの「明るい出発」もあろう。大事なことは、「前を向いて進む」という点だ。この始業式も、その「出発」の日だ。新年度、新学期、また新しいクラス、新しい教科書など、新しいづく目だ。この「瞬間」を大事にしよう。
皆の中に、「また学校だ。まだ勉強するのか。嫌だなぁ。勉強より働きたいなぁ。」などと、勉強に後ろ向きで、勉強する意味がわからなくなっている人はいないか。そんな人のために、ある映画のワンシーンを紹介しておく。昭和の人気を博した映画の一場面だ。〈中略〉
私同年代の人なら、誰でもよく知るシーンだ。令和の時代でも、否、これからでも「なるほど」と思えるところがある。また、別の作では、「生きる」意味について尋ねる場面があり、叔父さんはそれにも答えている。
学校が始まると、私もまた忙しくなる。何かにぶつかったとき、それを乗り越えるための「考えるってこと」ができるように、私も「勉強」していきたい。皆と学校生活を送っていく中で、生きていて良かったと思える一瞬にも、たくさん出会いたい。学校中、明るく、元気にしていこう。
結びに、賞賛しておく。感動の一言に尽きる卒業式、最高だった。情報処理部、簿記部、男子卓球部、男子バレー部の活躍が素晴らしい。高難度の国家資格に合格者。検定試験1級相当の合格者数は、何と319人。前年を大きく上回り、過去15年で最高。生徒アンケートでは、「検定合格が自信になった」とした人は、全体の9割。先生方の熱心な指導については、ほぼ全員が「そうだ」と。嬉しかった。今年度も頑張ろう。
 
 始業式に続いて、本年度、新たに着任された中澤秀紀先生、大石湧真先生の新任式を行いました。
理事長の紹介に続き、両先生から挨拶がありました。中澤先生は長く公立商業高校で教鞭を執り、磐田西、浜松商業、静岡商業では校長を務めています。大石先生の専門は体育、サッカーです。この春、大学を卒業したばかりのフレッシュマン先生です。
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