理事長あいさつ|学校概要理事長あいさつ|学校概要

理事長あいさつ

校訓のとおり「誠実」に「忍耐」強く、人材育成に「研鑽」を重ねてまいります。校訓のとおり「誠実」に「忍耐」強く、人材育成に「研鑽」を重ねてまいります。

令和になって初めてのお正月は、新しい時代の幕開けを感じさせる穏やかな日和に恵まれました。

今年、創立96年目を迎える本学園は、100周年記念事業の一つとして新グランドの設置に着手し、新年早々の好日に地鎮祭を執り行って、新たな1歩をスタートさせました。

しかし、その後すぐの感染症によって、世界中の人々が未曽有の混乱と危機にさらされ、誰もが想像すらできない事態に直面することになりました。そこでグローバル化にそのマイナス面があることを教示する現実から何を学び、これからどう行動すべきか、今日、私たちは厳しい試練の場に立たされています。

清徳学園の創設者、荻原 閑(おぎはらしずか)先生は、23歳の時、東京で関東大震災に遭遇し、それが、学校創設の原動力となりました。

また、前理事長、荻原砂代子先生は、明治大学在学中、東京大空襲の中を生き延び、学園長の荻原五郎先生は、九州の大刀洗航空隊で終戦を迎えて、被爆直後の広島を通って帰浜しています。また、戦時下、浜松市街にあった学園は、30回近い空襲を受けながらも、閑先生は、軍需工場の原価計算指導員として務めを果たし、教え子たちは事務員として勤労動員に出たということです。さらに戦争末期の昭和19年には、東南海大地震に見舞われ、その半年後、浜松大空襲でついに校舎は灰燼に帰しました。

ひと口に96年と言っても、その校歴には、生徒も教職員もまさに命がけの時代があったことを、今改めて我が事として感じています。そして、度重なる困難にも決して屈することなく、ひたすら一筋の道を進んできた先達の強い信念と思いに、改めて深く感じ入っています。

そうした中で思うことは、これから高校生として10代の最も多感な時期にある皆さんが、様々な感染症に係る制約の下で毎日を送るというこの稀有な体験こそ、貴重な人生の学びであり、越えなければならない試練であると受け止め、「勇気」をもって立ち向かってほしいということです。

「勇気は成功の礎である」とは、閑先生の座右の銘であり、建学の精神です。 守る勇気、耐える勇気、協力する勇気、我慢する勇気、今、一人ひとりが持てる真の「勇気」こそ、本学園に学ぶ者に求められる最も大切なものです。今こそその「勇気」を大きな力として、私たちが健康で安心して暮らせる世界を取り戻せるよう願ってやみません。

これからも清徳学園は、校訓どおりに「誠実」に「忍耐」強く、教育内容の充実と安心・安全な学習環境を整え、地域貢献ができる人材育成に「研鑽」を重ねてまいります。

理事長 荻原 利江

学校法人 清徳学園 浜松啓陽高等学校 
〒433-8101 浜松市北区三幸町421番地 ACCESS
 TEL 053-420-0431053-420-0431 FAX 053-420-0434