2024.9.3
いざ、というときに備え -防災訓練-
9月3日(火)防災訓練を行いました。
今回は、避難経路の確認と点呼(安否確認)、担任による非常持ち出しの三点を中心に、緊急地震速報システムを用いて行いました。
震度5強を想定したカウントダウンが、校内に鳴り響くとともに生徒は、一斉に机の下に潜り込み、避難行動を執りました。二次避難のねらいは、教室からグラウンドまでの避難ルートの確認です。最も早いクラスは、二次避難開始の4分後に点呼を終え、7分後には全クラスの点呼が終了しました。
終了後、教頭の講評を聞きながら、災害に向けた心構えを新たにしました。
講評
〇今から約100年前となる1923年の関東大地震の被害を教訓に、災害に対する認識や備えの意識を高めるために、9月1日を「防災の日」と定めた。今年は、1日が日曜日、台風10号により2日を休校としたため、本校では3日の今日となった。
〇訓練の結果、10時38分に避難を始めて1番早く非難できたクラスは、4分後の10時42分。1番最後のクラスであっても7分後の10時45分には点呼が完了しました。1人ひとりが全く無駄話せず、真剣に取り組んでいました。感心しました。
〇今年の正月には、能登で大地震がありました。その他の場所でも度々地震が起きています。直近では、台風10号によるがけ崩れや、浸水被害も数多くありました。
〇身の回りにいつ起きてもおかしくない「自然災害」に備え、命を守る準備をしていなくてはなりません。場所や時間に関係なく、いざというときにどういう行動をとるべきかを考えておくようにしてください。避難訓練がそのきっかけになったことと思います。