「本音」を聞いて職業意識を高めるー職業意識啓発講座ー

５月27日(土)、３年生を対象に「職業意識啓発講座」を行いました。
この講座は、就職１年生の先輩を招いて、働き始めて２か月の「本音」を伺い、目指す「仕事」に向ける意識を高めようというものです。進路選択を目前に控えた３年生にとって、希望する「進路」を実現するための貴重な時間となりました。
今回の講師（先輩）は、３月に卒業したばかりの「社会人１年生」５人と地元の大学に入学した２人を加えた７人で、立石さん(タカラエムシー)、田中さん(遠鉄介護サービスラクラス)、縣さん(富士カーボン製造所・浜名湖工場)、東さん(スズキ)、内山さん(聖隷福祉事業団)、黒木さん(常葉大学)、中川さん(静岡産業大学)です。「社会人」ならではの体験談は、インターンシップ（６月）や求人解禁（７月）を控える後輩に大変有益なものとなりました。
後輩生徒からの質問が数多くあり、予定していた時間では足りないほどでした。職場での実体験、この時期に準備しておくこと、失敗談、「働く」喜びなど、ひとつずつ具体的に教えていただきました。様々な業種や職種に就く先輩たちの「今」の言葉を、熱心にメモする後輩の姿もありました。
後輩からの質問の一つに、「今、不安を持っている人へメッセージをいただければ…。」とあり、先輩の皆さんが共通しておっしゃったことは、「困ったことがあれば、必ず先輩や上司など、周りの人に相談すればよい。必ず支えてくれるから。」という言葉でした。また、「今は不安でも、大丈夫。大丈夫。」と激励もあり、そうした先輩の言葉に大いに勇気付けられたようです。