2024.10.26
テーマ「百彩」のとおりに ~ 松風祭 ~
10月25日(金)校内発表、26日(土)一般公開の2日間、文化祭「松風祭」を行いました。生徒会主体の運営に努め、全体から細部まで一般生徒への働きかけに奔走しました。
今年度のテーマは、「百彩」。「百」には、今年、学園創立百年を迎えた歴史と伝統、「彩」には生徒一人ひとりの個性という意味が込められています。また、「百」には「たくさん」という意味もあり、「彩」と合わせて啓陽生の個性を光り輝かせたいという気持ちを表現したものです。生徒会制作のオープニングムービーを視聴して開会しました。
2日目は、一般公開です。保護者家族や近隣の方々などのご来校があり、店舗展開を中心とした取組みにお客様としてお迎えすることで、「商業」を実践的に学ぶ機会となりました。
近年、充実著しい吹奏楽部は、恒例の「学園天国」から、先日の記念式典でも歌った「栄光の架橋」などを交えて演奏し、アンコールは踊り付きの「ヤングマン」。観客との一体感が素晴らしく、大いに盛り上がりました。
演劇部は、今年は青春学園コメディーに挑戦し、「教室のあの子が?」とも思える熱演に魅了されました。
展示は、1年生は、「縁日」。2年生は、「地域連携・社会貢献」。3年生は、「調理・露店」を中心に出店しました。各店舗のPRを趣旨とした恒例のプレゼンテーションコンペティションでは、31HRが第1位となり、看板賞は13HRが受賞。いずれのクラスもユニークで、それぞれの「商い」を盛り上げる趣向が凝らされたものでした。
恒例となったCMも好評でした。
また、今年度初の試みとして、OBによる店舗を開設しました。地元三方原の野菜を使ったフランクフルトを販売するもので、本校の「商業」で学んだことを社会が活かされている実例ともなる企画でした。
タイピング大会は、商業高校の文化祭ならではの企画で、今年で4回目です。何と1年生の藤川君が率いるメンバーが優勝。新設のダンス部は、アイドルの「YOASOBI」、BADVILLINの「バッドビラン」の曲に合わせた華麗でノリノリのダンスを披露。閉めは、書道部パフォーマンス。中島みゆきの曲に合わせた「俱に」を大紙に書き、次の100年に向けて俱に歩き出そうとする意志を表現しました。
閉祭式では、竹内PTA会長から、会社経営の観点から講評をいただきました。昨年度新設した最優秀賞に、地元ジャムを使ったワッフルを調理販売した35HRの「木俣組」を選びました。理事長賞は吹奏楽部。校長賞は生徒会執行部でした。