具体的な「進路」選択に活かす－インターンシップ－

５月27日（月）〜28日（火）の２日間、３年生の就職を希望する生徒102人が、市内外の事業所（41社）に出て、インターンシップ（就業体験）を行いました。
コロナ感染のため、ほとんどの生徒が中学校での職場体験（見学）をしていないためか、「とても緊張しています。」という声がたくさん聞かれました。
教員が巡回した各事業所では、元気に働く姿が見られ、担当の方の説明を受けながらメモを取ったり、明るい表情で返事をする姿がありました。
また、進学希望者84人のうち26人が、27日は静岡大学、静岡県立大学を見学しました。翌28日には、58人が静岡産業大学で講義体験などを行いました。高校とは異なる規模のキャンパス、専門性を高めた施設や高度な内容を直に見ることで、進学意欲を一層高めたように思われました。
なお、６月３日（月）にはインターンシップ報告会を行いました。実習先での体験を３学年全体で共有し、これからの具体的な進路選択に向けて、気持ちを一つにしました。

〈生徒の感想から〉
・馬房から馬の出し入れや清掃など、貴重な体験ができました。とても緊張しましたが、次第にコツを掴み、仲間と協力して行いました。生憎の天候でビショ濡れでしたが、楽しくできました。
・職場の雰囲気が、和気あいあいとしていて、居心地が良かったです。店長さんに、「どこに就職しても大丈夫だよ。」と言っていただき、とても嬉しかったです。
・仕事中の集中力、メリハリ、礼儀など、経験したことを学校生活に活かしていきたいです。仕事を教えてくださった方が、とても親切でした。私も学びたいです。
・業種への理解が深まりました。また、少しですが、体験を通じて自分が何に向いているかわかったので、そのことも考えに入れて、将来について考えていきたいです。

〈インターンシップ先の評価から〉
・挨拶から仕事の段取りまで、わからないところがあれば何でも質問し、積極性が感じられました。また、店内ディスプレイなどを作成してもらいました。素晴らしいでき栄えで、大切に使わせていただきます。
・２日間を通して、よい挨拶ができました。お客様にも明るく元気な挨拶をしていて、他の社員も感心していました。

〇インターンシップ

〇大学見学

〇報告会