2024.5.21
「デートDV」って? -健康教育講座-
5月21日(火)、健康教育講座で、「デートDV」をテーマに学びました。
講師は、今回もSRRP研究会の臨床心理士・公認心理士の新谷さん、豊島さんです。SRRP研究会は、静岡県を拠点にDVに関する啓発活動と男性のためのDV教育プログラムを行っている団体で、活動を通してDV被害者、加害者をなくすことを目的としているということです。
「デートDV」の始まりは、自分の思い込みや依存的な関係から…?
内閣府の調査では、女性の約6人に1人、男性の約12人に1人が被害にあっています。さらに、被害を受けた女性の約3割、男性の約4割は、そのまま交際を継続しています。被害を受けると、「自分に自信がなくなる」とか「夜に眠れない」など、普段の生活にも大きな問題が生じるということです。
講座では、「自分の思い込みチェック」を行いました。「男は男らしく、女は女らしくあるべきだ」、「男なら機械やパソコンに詳しくて当たり前」など、18項目を自己診断し、生徒からは、「自分にも意外と思い込みがあった」という声があり、自分を客観的に見つめ直す機会にもなったようです。
最後に、保健副委員長3年大平さんが、「デートDVは、大好きな人の心を傷つけてしまうことで、絶対にやってはいけないことだと改めて思いました。もし、身近にいる人が、被害を受けていることに気づいたら、信頼できる大人に相談することが大切だとアドバイスしたい」と感想を加え、お礼の言葉を述べました。



