資格取得で自信も手に入れる
資格を取得するということは「自立」への第一歩。その後の進路に役立つことはもちろん、自分の自信にも繋がります。
難関資格に合格した啓陽生に「資格の魅力」について聞きました。
1、2年生では、10種目以上にチャレンジし、ほとんど取得(合格)しました。2年生では、全商協会主催の1級合格を中心に集中して取り組みました。3年生では、国家資格の基本情報技術者、ITパスポート、情報セキュリティマネジメントや日商簿記など難易度の高い資格に挑戦しています。
受験級が上がるにつれて、基礎知識がきちんとしているかどうかが重要だと痛感しました。上位級取得のために、何度もその確認をしました。
また、問題の解き方などを知ったり、問題に慣れたりするだけではなく、受験級のレベルごとに種目全体の内容をつかんでおくことも大切です。
学校全体で行っている検定直前の「特別補習」は、追い込みやモチベーションアップに役立っています。もちろん補習以外の、日々の勉強も大切です。過去問題を中心にできるだけたくさん問題を解き、わからないところは、そのままにしないですぐに先生に質問して解決しています。
国家資格の情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者試験です。全商協会では「英語検定」1級で、これに合格していれば、全商協会の大学特別推薦で同志社、立命館大学など、難関大学への進学も視野に入れることができます。
クラス全体が勉強に集中できる雰囲気があります。検定の上位級に合格したいという意欲を持った人がたくさんいます。また、他のクラスに比べると学習レベルが高くて、授業の進み方も速いですが、どの先生も丁寧に教えてくれるので、授業はとても分かりやすいです。
※「特進Sクラス」について
ワープロ部、情報処理部、簿記・電卓部などは、部活動がそのまま検定試験の勉強になり、競技会に向けた練習にも繋がりました。
日検の資格や国家資格などは、顧問の先生が受験窓口になってくれるので、積極的にチャレンジしようという気持ちになりました。たくさんの資格に合格できたのは、部活動でも受験勉強ができたからだと思っています。
一番は、「進路」に役立てたいと思っています。資格にチャレンジして合格できると、その達成感が自信になり、努力の証明にもなります。
また、計画性や実践力、また、わからないところを先生や友達に教えてもらう中で身に付けたコミュニケーション力も、就職試験や大学受験に役立つと思っています。面接試験では、資格取得を通じて頑張ったことをアピールしたいと思っています。
色々なスタイルの高校生活があると思いますが、「資格取得」は、3年間を通した学習の目標になって、そのおかげで充実した高校生活を送ることができています。
また、できるだけ2年生の内から上位級にチャレンジできるようにしたいですね。3年生になると、「進路」全体のことも気になって、気持ちに余裕がなくなります。
商業分野で求められている資格取得を目指して学びます。
商品を買う行動や意識を調べて、商品開発や値段を決める仕組みなどを学びます。
商業経済検定 |
|
---|
経済の仕組みや法規を踏まえ、経営資源の管理や新たなビジネスについて学びます。
商品やお金の流れから、利益などがわかる資料を作る仕組みなどを学びます。
簿記検定 |
|
---|---|
ビジネス計算実務検定 |
|
ワープロ、表計算、プレゼンソフトなど、コンピュータの基礎から学びます。
国家資格 |
|
---|---|
情報処理検定 |
|
ワープロ検定 |
|
プレゼンテーション検定 |
|
文書デザイン検定 |
|
ホームページ作成検定 |
|
漢字、書写、英語、数学など幅広い教養を身に付けます。
英語検定 |
|
---|---|
漢字検定 |
|
毛筆書写検定 |
|
ペン字検定 |
|
数学検定 |
|
下記1~9の中で1級合格した資格が3種類以上あると表彰されます。
資格は、「自分の専門知識や教養のレベルは?」「自分は何に向いているのか?」
「何か新しいことにチャレンジしたいけど?」
「努力した手応えを形(証明)にしたいけど?」と、こんな問い掛けに応えます。
何か一つのことでも目標を持ち、その実現のために計画を立てて努力した高校時代の経験を、
卒業後の進路先は求めています。
また、取得の過程で得た「力」は、将来の夢や希望の実現に役立ちます。
GOAL