理事長・校長挨拶Greeting
学校概要
理事長ごあいさつ
一人ひとりを大切にした、
啓陽教育の継承
本学園は、大正13年(1924年)、荻原 閑先生が創設した「会計事務員養成所」という小さな学び舎から始まりました。関東大震災で九死に一生を得た閑先生は、「助けられた命を社会貢献に捧げよう」という強い思いを持ったと聞きます。
そして、震災不況に喘ぐ企業支援のために、「商業の専門的知識と技能、人格の陶冶をもって復興に役立つ人材を育成する」という志を立て、商業教育の第一歩を踏み出しました。弱冠24歳の若さでした。その後、大正、昭和、平成、令和と時代が進む中、学園は常に「商業教育と人間教育」を根幹に据え、併せて生徒一人ひとりを大切にして、自信を持って自立できる人材の育成に努めてまいりました。
令和6年、学園創設100年を迎えます。閑先生の座右の銘「勇気は成功の礎である」とともに建学の精神に立脚し、生徒、保護者の皆様や地域の方々に信頼される「啓陽の教育」に励んでまいります。
理事長 荻原 利江
校長ごあいさつ
「資格」へチャレンジ!
勉強が面白くなる穏やかな校風も力に
高校の3年間は、自分目線の「現実」を前に「独り立ち」する準備期間です。社会の成り立ち、大切なこと、疑問、矛盾など、色々なことに出会い、頑張っている人を知るなどして、中学生時代とはもうワンランク上の勉強をしながら成長していきます。
高校進学は、そのスタートラインに立つ時に当たります。
浜松啓陽高等学校は、そうした皆さんに実社会で役立つ力が付くよう、「懇切丁寧で温かいサポート」をモットーに、職業(商業)教育に取り組んでいます。
特色の一つは、「資格」へのチャレンジです。ゼロ・スタートでする学習は目標がはっきりしているのでチャレンジしやすく、合格が自信に繋がったという声をたくさん聞きます。ハードルを一台一台越えていくように合格を重ねていくと、勉強の仕方が分かって面白くなり、それが「努力の証明」にもなって、就職や進学で高く評価されます。
また、安全で快適な学習環境や穏やかな校風も、「ガンバル」君の力となれるはずです。
校長 青嶋 甲子雄