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「人間の値打ち」 ー3学期終業式ー

[お知らせ] 2022/03/18

春らしい穏やかな気温でしたが、小雨の模様の3月18日(金)、3学期の終業式を行いました。リモートで行った式で、校長からこの一年を振り返った感想と進級するに当たっての励ましの言葉がありました。

式後、生徒会役員が生徒会誌『光満つ』の巻頭に掲載した「ある卒業生のこと」と題する理事長の文章を分担して朗読しました。

〈校長式辞から〉

今日は、「感謝」、「報告」、「最近、気になっていること」の三つについて話す。

先ず「感謝」。コロナで大変な思いをしてきたが、学校に関係する全ての方々の、「感染対策」に向けた理解と協力のお陰で、判断の結果を絆ネット一本で伝えて安全に行動ができた。

次は、「報告」。卒業式で、176人の門出をお祝いした。厳粛な中にも心温まるものだった。卒業生に、「自分に合った暮らし方を選ぶ力は必要だが、暮らすために仕事をする、働いて生きるということは、選択の余地はない。

学校でした勉強の中に、何一つ、無駄になるものはない。」と話した。

そして、「仕事は分担、分業、チームワークで成り立っている。嫌な仕事でも、自分の性格と合わない人でも、一緒に力を合わせてやっていける力が必要だ。」とも話した。

最後に、最近、気になっていることがある。すべての「モノ」には「値段」がある。人間はどうか。

生命保険、損害賠償で責任や被害の程度を「金」の額に換算して表すことはあるが、「人間」に向けて「値段」という表現は、最初から馴染まない。

『人間の値打ち』という本で、諏訪中央病院の名誉院長、鎌田実さんは、人間は「値段」ではなく「値打ち」だと言っている。「値打ち」は「値段」にない、それ以上の、それが存在している意味や意義が関係してくる。

それが、どれだけそこで「役割」をもって、その役割を果たしているかだ。

人間の「値打ち」を決めるのは、人のために「働くこと」と「人を愛すること」だということだ。皆は皆で、自分の「値打ち」について自問自答してみるとよい。

また、困難な時にこそ、人間の「値打ち」がわかるとも言っている。東日本大震災の時、高校生だった人たちは、その困難を乗り越え、立派に成人して頑張っていると聞く。

毎日、報じられているロシアとウクライナとの間にある問題においても、「人の命」と「平和」という点で、人間の「値打ち」が問われているように思う。

なお、最後の部分で、鎌田さんは、「人間の価値、値打ちは変わるから面白い。自分で自分の『価値』を見つけよう。」と言っている。

明日から、春休み。心や身体のリフレッシュをし、よい新学年、新学期を迎えられるよう健康に留意した生活をしよう。

 

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