母校発展のために ー同窓会総会ー
[お知らせ] 2021/09/18
9月18日(土)午後、本校会議室を会場に「同窓会総会」を行いました。昨年度同様、マスク着用等、感染症対策を施しての中、滞りなく諸議案の承認等をいただきました。
〈高塚会長の挨拶から〉
台風14号が最接近するという悪天候だが、出席いただき感謝する。同窓会には、会員相互の親睦と母校発展のために諸事業があり、当総会はそれらの運営に関わる承認を得る場である。これまで数年に1回、飲食を伴う懇親会を開いてきた。前回は2年前で、盛況だった。コロナ禍で厳しいものがあるが、是非とも計画していきたい。また、今後も母校発展のためにできることを考えていきたい。
〈青嶋(校長)名誉会長の挨拶から〉
啓陽高校を卒業し、同窓生は二千人に上っている。前身校時代からだと約16,000人以上ということになる。何れの方も県西部地区を中心に活躍し、同窓生となって学校も大変お世話になっている。
子どもの頃、ゴムヒコーキを作ったことがある。竹ひごをローソクであぶって、よく作ったものだ。プロペラを回して、ゴムに蓄えた力の分だけ飛んで、ラジコン飛行機とはまた違う面白みがあった。大人になるのに幾つかの学校へ行って勉強し、色々と積んだ体験は、そのゴムヒコーキと同じように思う。巻きすぎるとゴムが切れたり、場合によっては力が強すぎて、ヒコーキの胴体が折れたりしたこともあった。
そんな私のゴムヒコーキも、着陸の滑走路が見えつつある。時折、学校へ通っていた頃が、無性に懐かしく思うことがある。色々な教えを授けてくれた恩師は、鬼籍に入られた方も多い。それ故に同窓生との出会いは大切で、その出会いの場所の一つとなる同窓会が大切に思えてくる。あの先生に会いたいなぁ、あの授業をもう一度受けたいなぁなどと思えてくる。本校の同窓会はまだ青年期だが、年々、その重みを増して来る。そうした会としての成長にも期待したい。