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198名の旅立ち ー 第15回卒業式 ー

[お知らせ] 2021/03/06

3月6日(土)、第15回卒業式を行い、198名の生徒が、クラスメイトとの別れを惜しみながら巣立っていきました。
 
昨年に続き、新型コロナウイルス感染対策として、本校伝統の卒業式から新様
式に切り替え、できる限り密を避けるよう式典自体を縮減しました。参列者も、
卒業生とその保護者1名、そして一部の来賓、在校生は代表生徒1名と吹奏楽部
員に限定しました。
また、卒業生のために心の籠った式にしようと、前日にはたくさんの下級生が放課後遅くまで残り、菜の花いっぱいに式場を飾り付けました。式当日には、プロ奏者のBGMが流れる中で入場や担任の呼名があり、卒業生一人ひとりが堂々とそれに応じました。
 
式辞の中で理事長は、
卒業生は、良き校風や伝統を大切にして下級生の手本となり、活気のある 誇れる学校づくりに貢献した。流した汗や涙こそ掛け替えのない財産である。これからの人生を支えてくれる確かな「自信と力」になるはずだ。学園に所縁の深い先人は、皆さんの年齢に近い二十歳前後で、生死を分かつ壮絶な体験をした。「人間、生きていれば、必ず大きな天災や人災に出会うものだ。それが人生でもある。大切なことは、それをどう受け止め、乗り越えていくかだ。」と、生前、学園長先生がよく仰っていた。コロナ禍をはじめ自然災害など、この先、予期せぬ災に遭遇するかもしれない。困難な時こそ前向きな「言葉」と「心」で考え、行動する人になろう。謙虚に学び、自分の持ち味に気づき、人の役に立てる喜びをたくさん得よう。
校訓は、「誠実、忍耐、研鑽」だ。勇気を持って、何事にも誠心誠意、真面目に諦めずに努力できる人であり続けよう。そして、信頼され、自分が置かれた場所で自分らしい花、人を幸せにする愛のある花を咲かせる人となろう。
社会一隅を照らす「国の光」となれ。試練に負けず、強く生きよ。心から応援している。
と述べました。
 
校長は、「送る言葉」として
卒業式のあるこの3月は、東日本大震災があった月でもある。皆さんが小学校2年生の時のことだ。それから10年が経った。
皆さんと同じ小学校2年生で幸いにして生き残った少年、少女は、今日まで耐え難い試練を受け、大きな成長のチャンスを与えられた。被災地に生まれた小学生、中学生、高校生たちは、大変な思いをしながら勉強してきたはずだ。その苦難を乗り越え、これからも素晴らしい人間に育っていくだろう。
厳しい境遇に置かれた体験こそ、人をたくましく育てる。皆も同じだ。人生はこれからだ。阪神淡路大震災、熊本地震、そしてこの新型コロナ感染症と、辛く、厳しい体験の中でこそ人間の真価が問われる。
「夢見る」人であろう。人は、様々な夢を抱いて生きる「生き物」だ。必ずしも期待どおりにはいかない。歳月を経ても色褪せないのはごく僅か。見果てぬうちに、泡沫のようにはかなく消えてしまうことの方が多い。
実現不可能と見極めたものであっても、「夢」には、それを持ち続けているだけで生きる力を与え、心を豊かにさせる力がある。すぐ社会人になる人、新たに学校生活を始める人も、直面する社会では、その若さ故に悩みが多く、不条理や理不尽な場面に出会う。それも厳しい「現実」の一面だ。
しかし、世の中には、若い頃に抱いた「夢」に引きずられながら生きる中で、自分の持ち味に気づいたり、生き甲斐を感じて暮らしている人がたくさんいる。卒業は、新しいスタートを切るということだ。厳しい現実にへこたれることなく、啓陽の卒業生として、自信と誇りをもって生きよう。
と、熱いエールを送りました。
 
送辞では生徒会長の2年生中村彩華さんが、「皆さんは、常に私たちの目標であり、心の支えでした。先輩方から学んだこと、啓陽高校の伝統『啓陽ブランド』の精神をこれからも忘れずに大切にしていきます。」と述べました。
それに応えて、卒業生を代表して青山立樹さんが、「多くの方々が築いてきた啓陽の伝統を引き継いでいってください。」と応じました。
 
結びに、卒業生も交え、吹奏楽部による校歌演奏を行いました。
式後のホームルームは、狭い教室を避けた場所で保護者も一緒に行いました。担任から卒業証書やメッセージを受け取ったクラス、生徒から保護者へ感謝を伝えたクラスなど、内容は様々でしたが、3年間の思いが伝わる心温まる時間を過ごしました。
 
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