お知らせお知らせ

大切な「命」を守る -防災訓練-

[お知らせ] 2020/09/01

9月1日(火)、防災訓練を実施しました。
「授業中、緊急地震速報を受け、その後、震度6の地震が発生した。」という想定で、避難行動と安否確認を柱とした訓練です。今年は「3密」を避けるため、学年ごとに分散して行う中、訓練に臨む3年生の姿勢がよく、「下級生のお手本にしたかった。」という声も聞かれました。

〈校長講評から〉
9月1日を防災の日としたのは、大正12年、9月1日の関東大震災による。死者11万人。現浜松市で言えば、市民の8人に1人が亡くなったことになる。皆が並ぶ隣に本校を創立した荻原 閑先生の胸像がある。先生はその震災に遭い、九死に一生を得られた一人だ。
防災訓練がマンネリ化し、真剣味が足りない、参加者が少ない、参加する人も決まっているなどという反省がある。長く静岡県民にとって、防災訓練は、駿河湾を震源とする「東海地震」を想定したものだったが、現在では、それが三重県、和歌山県から四国の向こうまでを想定震源域とする「東南海地震」となり、広さ、規模にしても遥かに巨大なものが予測されている。また、日ごとにその切迫性も高まっている。
浜松市では、南部海岸線に高さ15メートル、距離約18キロの防潮堤を、工費330億円で造った。これは、今、皆が並ぶ校舎3階の高さに相当する津波に備えたものだ。ある学校では、津波にやられないために救命胴衣を着け、校舎屋上へ駆け上がる訓練をしているところもあると聞く。
学校でする訓練は発生した直後の、ごく一部の内容でしかない。本当に大事なのは、その後の救急救護、安否不明や家族を失った人の心のケア、生活不安、避難所生活。そして、この感染症の中で、それらを確実に行っていくという問題だ。
この避難訓練は、限定的な訓練内容であって、大きな被害の中で、すべきことが、他にもたくさんあるということを意識しておくことが必要だ。また、それに加え、そうした中でこそ、高校生がすべき役割がたくさんある。

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